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トークいらずの営業術
メンタリストDaiGo

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  • ジャンル:
    ライフハック
  • 読了時間:
    30分
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

営業に限らず、上手に生きていくための知見集。
観察、判断、行動、説得、忍耐の5つの力の培い方指南。

DaiGo氏のイデオロギーは明確で
別の著書(※)で彼が引用している、
スペインの哲学者バルタザール・グラシアンの言葉が
ほぼそれを言い表しています。

『知識はすべてを可能にする。知識がなければこの世は闇だ。ただし、勇気を伴わない知識は無力だ。勇気さえあれば、知識は不朽のものとなるだろう。』

人生における様々な困難や課題に
飽くなき探究心で、有効なエビデンスを見つけて
多くのトライアル アンド エラーを経て
検証しながら身につけて、それらを乗り越えていく

わたしは、こういうDiaGo氏の姿勢に強く共感し
フォローしようとしています。

このけっこう胡散臭い実用書的な著書でも
心動かされる彼自身の言葉がありました。

「わたしは、すべての人に必要なのは、『挑戦』だと思っています。自分が何かやりたいこと、なりたいおのがあるなら、それはやってみるべきです。」

 

この本で、紹介している知見は
どれもさほど難しいものではありません。

すぐに実践できるものばかりです。

営業というものを
しらずに生きてきたわたしにとって

とりあえずやってみる

には最適なアドバイスばかりでした。

各章の最後にはまとめが用意してあるので

まずそれを読んでみるのも良いでしょう。

 

さて、本の内容ですが、ざっくりまとめるとこのような感じになります。

 

営業(というかビジネス)とは、口先のだけのトーク術でなんとかなるものではなく
もう少し本質的で持続可能な姿勢や考えが要なものである。

それを覚えやすく5つに分けることができます。

観察力:自分が提供したいものを潜在的に欲している人を見つける

判断力:すぐに判断して行動の量を稼ぐ。そのために認知資源をたいせつする(ルーチンを作る)。最低ラインを予め作っておく。また目的達成のための具体的な行動の決めごと「実行意図」を用意していく。

行動力:量が大事。行動に移るスピードを高めるための工夫をする。(アフォーダンス、パワーポージング、15分ごとに動く、ブルーライト、コーヒー、運動、ぼんやりする時間、アイビー・リー to doリスト)

説得力:返報性、否定をしない話し方、見た目

忍耐力:ケリー・マクゴニガルのストレスの話を理解する(ストレスを「自分を成長させるもの」と思うと「良いストレス」に変換できる)

 

簡単なのに忘れそうなので

再読して、to doリストにして
ひとつずる身に着けていこうと思っています。

わたしは、Kindleで購入しましたが、
文庫が一番安いです。

(大田 2019年 53冊目)

 

 

 

 

(2019/04/30)