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Sensational Bouquets: Arrangements by a Master Floral Designer
Christian Tortu

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  • ジャンル:
    デザイン
  • 読了時間:
    30分
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    勧めない

東京ならパレルホテルのなかに店舗もある、フローリスト、クリスチャン・トルチュの作例と哲学が読める本。

古いのが、ススメない理由で、得るものは多い。

生花の有り様というものは、一通り、ぷるの手によるものを見ておいたほうが良い。

テクニックや基本をおさえなくても良いのから、

花の人の手を介した有り様をざっとしておくと、それをより一層楽しめることはもちろん、花の整えられた姿に注意が向くようになる。

ラグジュアリーホテルのロビーは、かならず花が壮大に飾られています。

限りあるものの「美しい姿」をそこに提示するという姿勢が、ラグジュアリーを体現しているわけですが、飾り方に哲学を盛り込んでいる。

空間で、ラグジュアリーを体現しようとするとしつらえの他に、花と火だとわたしは思っている。

「万物流転」を世界の有り様だと説いたのは、ギリシャ哲学者のヘラクレイトス。かれは、世界の背後にロゴスがあり、ロゴスは火である考えていたそうです。

なとなく繋がりが見える気がして気になりますね。

 

大田2020年40冊目

 

(2020/02/25)