ふたたび水野学さんの本。
日本における経営とデザインの間の溝は、
美術や倫理を美大以外の大学へ進学する人たちから剥奪した教育を根源としている、
という考えは、山口周さんの『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』にも同じことが書かれている。
その溝を埋めようとしている本、と言える。
「センスとは、集積した知識をもとに最適化する能力のこと」。
美大を卒業していなくても、
デザインに関するセンス、またはデザインに限らず
センスというものを習得していける指南書。
誰にでも強く勧める必読書です!