3年前に出版された「スティーブ・ジョブズ」。
英語で、速読ではなく愚直に読んだら
すごい時間がかかってしまった。
1日25分という設定で読むと6ページしか読めなかった。
結論から言うと
人としてどれほど問題があったとして、彼がしたことを一通り知る必要は、
経営者にとって必要だ、というのが読後感でした。
著者のウォルターは、
決してスキャンダラスにも、擁護のも傾かずに
実直にジョブスという人間その人と、そのまわりについて
浮き彫りにするという仕事を完遂しているように見えました。
日頃から、何かとジョブスの言ったこと、したことは
耳に目にしてきたつもりでしたが、知らないことが多々ありました。
そして死を目の前にしての独白めいた
言葉は是非よりまず重みをつよく感じました。
わたしたちは、今からすでに
この重みを持つように心がけるべきじゃなかろうか。
なぜなら、有限だから。
そして閾値というものもあるから。
閾値というのは、いうなれば
「今しかできないこと」があるという意味です。
業界すら作り上げた人間の
気配というものを通して
真剣に、そして結果を出す生き方を
学ぶことができました。
実践に少しでも活かしたく思います。
それにしても
「怒りっぽい」という意味の英単語をいくつも
この本を通して覚えました。