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だから、ぼくは農家をスターにする 『食べる通信』の挑戦
高橋 博之 (著)

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  • ジャンル:
    経営・経済
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
    Kindle
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    オススメ

福岡の市長、高島宗一郎氏の本を読んだときも感じたことだが、政治家を志す人は、ハートが異常に強い。本当に異常だと思う。

著者の高橋博之氏も、岩手県議会議員への出馬するくだりは、すごい根性論的な姿勢で、エビデンス好きな私からしたら、引きそうになるが、引かず惹かれた。県知事へも立候補するも次点で落選。それを機に、第一次産業の興隆に尽力する。そういう内容の本。

高島氏と合わせて、振り返ってみると「どうしてこんなに頑張れるんだろう?」という疑問が湧いて消えない。ちょっと気になるので、頭の片隅においておこうと思う。

 

わたしの友人にも農家がいるのだけれど、恩恵こそ受けているも、彼の生活を詳らかには知らない。知ったら、たぶんもっと食べ物のことを考えるんだろうなと思う。そしてそれは良いことのはずだ。それを実現していこうとしてるのが、著者の高橋氏で、生産者と消費者を結びつけていくための活動して「食べる通信」というサービスを事業している。

 

食べる通信

これはすごくおもしろい。サイトから引用すると、食べる通信とはこういう企画である。

「食べる通信」は、食のつくり手を特集した情報誌と、
彼らが収穫した食べものがセットで定期的に届く“食べもの付き情報誌”です。

これは、いいなぁ。とりたいし(さっそく購買してみる)、コンセプトがすごくクリア。

 

ところで、高橋博之氏のTEDの動画もある。

動画、おもしろいですよ。最後が微笑まし。

 

それにしても、この熱量、なんなのかしら。

いや、わたしたちだって日々情熱を仕事や恋愛などに多く注いでいます。ただ著書(ら)のあの情熱は、人種や種族がすこし違うんじゃないかなって印象を受けるのです。僅かかも知れないが、違うという。Common StarlingとWhite-cheeked Starlingのちがいみたいな。

 

いずれにしろ、食べものを作る人ともっと近くなるのは、すごく良いはず。「食べる通信」の購入を通して、もっと知ってみたいと思いました。

(大田 2019年84冊目)

 

 

 

 

(2019/06/14)