また北欧ですが、インテリアや空間のなかでの過ごしやすさについては、北欧は白夜のためかかなり深い造詣が全般的にあります。
著者のハンス・ブルムクヴィスト氏は、インテリアの本を多数だしています。ブルムクヴィストとといえば、デンマークの小説『ミレニアム』に出てくるミカエル・ブルムクヴィストを思い出しますが、北欧の名前なんだぁとあらためて思いました。
レイアウトはあまり美しくないんですが、楽しいです。階段下の押入れみたいなところに寝る場所を作った例などはドラえもんを彷彿させますが、おしゃれです。もしもドラえもんが北欧だったら、のび太の部屋はけっこうおしゃれだったかも。
北欧のインテリアの事例、アイデアをがっつり目にしておくと内装系のセンスは非常に底上げされると思います。これに限らずインテリアに関する知識を獲得する際には、北欧系の事例を5冊くらいみておくと良い気がします。
大田 2020年102冊目(通算459冊)