読んでから知りましたが、著者のひとりハーバード大学のTeresa AmabileさんはTEDでこのプログレス法則について話をしていました。2011年。
これはゲーミフィケーションで利用している人間の性質とほとんど同じ部分を扱っています。またポジティブな情報が人々のやる気を引き出すことについて触れているターリ・シャロット博士の言説にも近いです。
この本の説は、シンプルで
人は前進していると感じると、それがたとえ嘘でもやる気が湧く
というもの。たとえば数字が無意味に上昇しても人は生産性を向上させます。
そして前進していると感じさせるのに有効なのが小さな勝利。たとえば一番やらなきゃいけないことに1日最低20分使うなど。そしてその前進を記録するのもよい。
アカウンタビリティチャートとか使えそうです。
わたしは日々自分の成長に必要な行為に点数をつけて記録しています。Excelに。現在レベルは152です。だれもしらないレベルですが(笑)。やりたくないことは3分くらいから始めるとスタートできて良いです。まさに小さな勝利。ちなみにこの読書レビューは1つにつき現在5ポイント獲得できます。
大田 2020年231冊目(通算589冊)