勧めない理由は、まだ良くわからないから。
2016年に出版されたものでギリシャが大変な状況になっていたことが広く報道されていた時期。
ユーロがヨーロッパの経済的な未来を脅かすという内容。
読むと「そうなのかもー」と思うも、精査したり、自分で判断できるほどヨーロッパの経済・政治的現状を把握しきれていないことを知りました。
主旨としては政治的に統合していないのに通貨だけ統合することでむしろ格差が激しくなっているぞ、ってもの。
代替案も示されていました。
著者のジョセフEスティグリッツ氏は、ノーベル経済学賞を受賞されています。
だからと言って信奉はしないもののその思考は学びたい。
まだ何度か読むことになりそう。だってまだ上手く理解できないから。
大田 2020年117冊目(通算474冊)