タイトルが、
日本の現代社会への痛烈な批判を想起させますが、
そして実際、それを経由しますが、
この本のテーマは、
山口周氏の他の著書と同じで
だあるように見受けます。
そういう意味で
橘玲の『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』と
同じテーマです。
同じテーマだから
読み比べて、浮きだつ
両氏の文体というか気配の
いうなれば、体臭の違い
がおもしろい。
山口周氏は、ノーブルで
橘玲氏は、プラクティカル。
ただし、生き延びるのには
両書を読んでいたほうが良いように思います。
そこから何を抽出して
自分なりにマージさせるのか
というのが、面白みがあるところだし、
バランスにもなるでしょう。
これから、それを実践してみます。
加えて、
DaiGOの『好きをお金に変える心理学』も
再読してマージしてみようと思います。
にしても、
やはり、ミハイ・チクセントミハイの
フロー体験の話がまたぞろ出てきたので
そろそろそれも読まないといけなそうです。
この本では
人生を3つのステージではなく
4つのステージに分けています。
これがとても重要になってきます。
そこを吸い上げるだけでも
価値のある本でしょう。
大田 2019年51冊目