この本に何を期待したのか?
この本から得たものは?
この本の要約
この本に何を期待したのか?
多くの本を読んできたが、記録したり、
他のアウトプットに応用できるように
ちゃんとストックすることを怠ってきていた。
ここらで、今一度、使える読書術をおさらいして
ストックしていきたい。
その方法をこの本から得たい!
この本から得たものは?
読書術について、
わかりやすい復習ができた!
池上彰、佐藤優、メンタリストDaiGoらが
言っていた読書術と通じる部分が多く、
それらが初心者向けになっていて
習得しやすかった。
しかし、この本そのものは、
まとめが悪く、わかりにくい。
この本に書かれている方法を使って
再読すると「要点」が浮かび上がってくる。
そういう「命題の再設定」をすることが
この本への態度として重要。
具体的な内容は下記の要約に!
この本の要約
アウトプットを前提に本を読むべし!
アウトプットとは、
•人にどんな本か?と尋ねられたら、細部ではなく
要約した内容を伝えることができること
•自分なりにここから何を得たのか、振り返って
他者や未来の自分に伝えることができること
そのためにどうすべきか?
本を読む、という行為は、
使える読書において25%程度。
その他の75%は……
1.準備(25%)
どんな本か、表紙や帯、著者について調べて仮説を立てる。
同時に何を得たいのか、何が知りたいのかも明確にしておく。
できれば付箋とかメモを作って、何度も復習できるようにしておく。
じゃないと難しい本になればなるほど、「何のために読んでいるのか」
忘れがちになる。
2.読書(25%)
これが先にあげたとおり「本を読む」に相当する。
しかし、じゅんぐりに読むというよりは、1でたてた仮説の検証、
つまり「こういう内容の本だと思うけど実際にそうなのか?」ということを確かめること、
と疑問の解答探しをしながら読む。
だから早く読める。
(たとえばこの『東大読書』、僕にとっては読まなくても良い部分が1/3くらいある。)
3.仮説の検証と疑問の解答(25%)
読みながらもやっているけれど、その総まとめ。
答えの出ていない疑問や新たな疑問も出てくるやも。
それはそれで調べたり、他の本とリンクする部分を照らし合わせたりする。
4.アウトプット(25%)
内容を要約してストックする。または発表する。
または誰かと議論する。
この本でも紹介されているエビングハウスの忘却曲線、
人はほうっておけば1週間で79%忘れる!
だから繰り返して記憶に定着させる。
記憶のみならず、Evernoteや実際のノートにストックする。
そうしないと応用できない。人はそれでも忘れるから!
というわけで
本を1時間で読みたかったら、15分しか読書に使えない(笑)。
2時間くらいに設定するほうが、最初は楽かもしれない。
しかしDaiGoも佐藤優さんも20分くらいで1冊読んでいる。
だからまあまあ可能なじゃないかしら。
ちなみにこの本の加納徳博さんのイラスト、好きです。