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人はなぜ逃げおくれるのか人はなぜ逃げおくれるのか ―災害の心理学
広瀬 弘忠 (著)

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  • ジャンル:
    自然科学・哲学
  • 読了時間:
    1時間
  • 形態:
  • 読んだ人:
    大田忍
  • 評価:
    必読書

こりゃ兎に角必読の書。
読む読まぬで生死を分かつ

 

警報がなっても逃げない人は50%もいるのだそうだ。

これは、正常性バイアスによります。

正常性バイアスとは、

異常で危険な状態に陥っても、それを異常と認めないこと。

危険なときに、それを危険と判断する力は、知識と体験で養っておきたい。

その知識がこの本から得られます。

正常性バイアスの他に、人はパニックなど起こさないということも知っておくよいでしょう。

 

もう四の五の言わずに、教養よりもまずこの本はいっぺん読んでおいたほうが良いです。

 

エキスパートエラーってのもあるんで、自分で判断する力も必要。

それはもう知識というよりは勘みたいなものを寄る辺にすることになるので、

勘を養っておきたい。それには、危険なことをするのが良い。

わたしの場合は、一人で山奥で過ごしています。ときどきですが。

怖いし、けっこう危険なのでオススメはしません。

ただし各自、危機感の育みは行うことをオススメはします。

 

 

大田 2019年158冊目

 

(2019/10/02)