ペイパルの創業者の一人、ピーター・ティールによる
ゼロから1へすることの大切さと危うさを説いた本。
2004年の出版。
著者ではない方の長い序文がある本は嫌いだが、本書の本文は学びが多かった。
ジェフリー・ムーアの『キャズム』(Crossing the Chasm)に通じる。
どのあたりが通じるかというと
スタートアップの頃から、目指すもの、というかドグマ、というか約束みたいなものは
しっかりしておく必要がある、という部分。
それと盛衰をチャートでイメージする部分も似ていました。
何度か読み返したくなる気がします。
※ティール組織とは無関係。
大田 2019年148冊目