ひふみ投資の藤野英人氏の著書。投資についてぼんやり周辺の勉強をしたくて。
昨年9月に藤野氏の『投資家が「お金」よりも大切にしていること』を読みました。
今回の本書もおもしろくて、スリッパに履き替える企業の株価はあがらないとか、サラリーマン社長の会社は成長が期待できないなど、一個人の経験則(とはいえ6000人ちかく企業の経営者たちを見てきている)ですが、「そうかも」と思える、説得力の高い法則がいつくも紹介されています。
これは、投資家むけというよりもビジネスに関わる人すべてになんとなくだけで役に立つ知見なんじゃないでしょうか。
「会議室の時計が5分以上ずれている会社に投資をしてはいけない」や「晴れているのに傘立てに傘がいっぱいある会社は成長しない」など、なるほどなるほどと思いました。我が企業こととしても、気をつけたい。
大田 2020年232冊目(通算590冊)