エリック・サティについて調べいたら、彼が、ロシアのセルゲイ・ディアギレフ率いるバレエ・リュスのために作曲したのがバレエ「パラード」。
このとき舞台衣装や美術がパブロ・ピカソで、台本がジャン・コクトーでした。
エリック・サティについては、
【良いモノ・アーカイブ】№57 Erik Satie(エリック・サティ)_音楽
も参照ください。
ジャン・コクトーってどんな詩人か知りたくて着手。
絵本の「おかしな家族」なら読んでいましたが、詩も読んでみたく。
翻訳なので、ジャン・コクトーの詩のリズムや気配とは大きく異なるのではないかと思うも、
少しでも知りたいならと読んでみると堀口大學によるパロディくらいと考えて読めば楽しい。
ジャン・コクトーはかっこいいなぁと思ったのですが、アヘンに参って入院していた時期もあったのですね。
ココ・シャネルとも交友があったとか。
1910年前後のパリをもっと良く知りたいものです。
ところでバレエの「パラード」は、評判がひどく悪く、いろいろ投げつけられたのだとか。
なのに舞台芸術に本腰をいれて、道化芝居『屋上の牡牛』を書き、好評を得ています。
ナイーブなのか不屈なのか。たぶん両方。
芸術のデーパトと言われるほどの多彩についてももっと知りたい。
大田 2020年44冊目