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もっとも軽視されやすく、かつもっとも人の手に触れられるブランディングツールが名刺です。コストを掛ければ良いというわけではなく、伝えたい印象を伝えることと、伝えるべきではないことを伝えないことが名刺において重要になってきます。スーツはヘンリー・プールなのに名刺がペラペラのコート紙で、書体やデザインに注力していないものであれば、自分が着るものにはベストを尽くすのに、人の手に渡るものは軽視する人だという印象を与えるでしょう。欧文の組版ルールに則っていない名刺を英語圏の人に渡せば、この人は欧米文化には疎いのだ、という印象を与えてしまいます。逆に与えたい印象を過不足なく込めた名刺は、その人の印象をそう思ってほしい形で形成して固定します。小さすぎる文字は、不親切さを感じてしまいますが、大きすぎると上品さに欠ける印象を与えます。いくぶん大げさな言い方になりますが、名刺とは、ほとんど自分の分身のようなものです。自分の理念や思想やサービスは何なのかを理解し、それを伝えるカードにする。そういうプロセスが重要になってきます。