ダイエット、禁煙、
早寝早起き、読書……
身につけたいのに
身につけられない
習慣や行動変革。
この本は、
それができちゃう方法、
「コミットメント契約」を
紹介したものです。
コミットメント契約というのは、
何かと言えば、
「やると宣言したものを
履行しなかった場合、
代償を払う義務が
法的に発生させるもの」。
著者のイアン エアーズさん自身が
ダイエットに成功しては
リバウンドするを繰りかえしていた
状態から脱却するために
使って実証していました。
法的な支払い義務を発生させるには
stickK.comを利用します。
https://www.stickk.com/
英語ですが、
使い方を解説したサイトがありました。
僕自身は、
stickKを使わずに
奥さんに対して
「実行できなければ、
誰々に無償で4万円あげちゃう」
という宣言をして
眠る時間を変更しました。
しかし、これ
知らずに10年以上前に
自分で考えて同じことをしていました。
ジョギングという習慣を身に着けたくて、
当時付き合っていた女性に
「歩きでもいいから必ず一日5km
走る(または歩く)。破ったら、
4万払う」宣言をして、
朝まで飲んでいようが、
必ず5kmは歩いて1ヶ月間
やりとげました。
それで僕は
ジョギングという習慣を得まして
いまでも毎月100km以上走っています。
美しい。ただひたすら美しい。うっとりする本。
戦前のレトロ建築物50件が掲載されている写真集と、町歩きマップが一体になっている。
東京にこんなに美しい建物がたくさんあるのか!と思うと、一つ一つ訪ね歩きたくなる。
この本が素晴らしいのは単なる写真だけではなく、建築の見るべきポイントや楽しみ方、建築様式についても初心者向けに書かれていること。例えば明治生命館や自由学園明日館、庭園美術館などの定番だけでなく、小さな交番や店舗にもその目が注がれているのも興味深い。
暑くなくなった頃に、この本を片手に自転車散歩をしてみたい。
スコットランド発祥のクラフトビール会社、BrewDogの創業者による本。
ものすごく面白かった。まっすぐな理想をまっすぐ突き進んでいる感じ。パンクとはマインドであり生き方であると教えられる。一方、財務などを非常に重要視していることも地に足がついていて良かった。
ここに書いてあることすべてを鵜呑みにする必要はないが(巻末に著者本人もそう言っている)、働く人全員にもれなく勧めたい。特に事業会社の人にお勧めです。本当に。
ところで、本書内に登場する、著名人による言葉の引用末尾に載せる肩書きが面白かった。「スティーブ・ジョブズ(パンク起業家)」「アインシュタイン(科学のパンク)」「ブッダ(幸福のパンク)」など。幸福のパンクて。
今更ながら、
(これからも数多くの「今更ながら」
を手にしていくことになりますが)
デール・カーネギーの
『人を動かす』を読みました。
カーネギーさんの本は、
邦題で古典化されていますが、
原題も知っておくと良いと思います。
『人を動かす』は
“How to win friends and influence people”
です。直訳すれば、「友人や
影響力のある人々を獲得する方法」に
なります。
おそらく多くの経営者、
プロジェクトリーダーが
この本をすでに読んでいるのではないかと
思います。
それを思うと
簡素に書かれた
格言を
実行に移し続けるということは
簡単であると同時に
難しく、大切であることを
改めて肝に銘じました。
これは何度でも
読むたぐいの本です。
さらっと目を通して
目が付く場所においておいたり、
忘れそうならグーグルカレンダーに
スケジュールとしていれておくと
良いでしょう。
僕もすぐに忘れますので、
グーグルカレンダーに入れました。
グーグルカレンダーの「ゴール」という
機能を使うと便利です!
「基本的な教養の為」という
大義名分もあれど、
僕が、旧約聖書、新約聖書、
(ギリシア神話)、コーランを
阿刀田高さんのダイジェストを
通して少しでも学んでおきたかったのは、
この本を読むためでもありました。
『ダ・ヴィンチ・コード』の
ダン・ブラウンさんの新作
『オリジン』。
ダン・ブラウンさん得意の
宗教とAIが絡んできます。
この小説に出てくるAIの名は、
「ウィンストン」。
英国の元首相、
サー・ウィンストン・チャーチルに
ちなんでいます。
このAI、
頼りがいがあり、
愛着も湧くのですが、
そのあたりは
アニメ『エデンの東』の
ジュディスを彷彿させるものが
ありました。
一気に読めてしまう
小説ですが、
kindle で知れる
平均読了時間は11時間。
週末やバカンス前に
手を付け始めることを
おすすめします。
朝日新聞か産経新聞に掲載されいていた
インタビューでは、
ダン・ブラウンさんの最も好きな時間は
午前4時半だそうです。
静寂と思案に没頭できる
サンクチュアリのような時間として
大切にしているようです。
ところで
偶然ですが、
この小説の冒頭に出てくる
スペインのグッゲンハイム美術館で
「体感」できる「霧の彫刻」の
作者、中谷芙二子(なかやふじこ)さんが、
先日、
第30回高松宮殿下記念世界文化賞の
彫刻部門に選ばれました。
僕はまだみたことが
ないので
機会が現れたら
ぜひ捕まえたいと思います。
ただでさえ、宗教に疎くなりがちな
私たち日本人なので、
キリスト教とイスラム教はまず、
軽くでも抑えておく必要があると思います。
それは文学、映画、絵画、音楽などのアート、
政治、経済の根底にがっしりとあるものだから。
その意味では、
阿刀田高さんのこの「知っていますか」
シリーズは大変重宝します。
ところで
アメリカの調査機関ピュー・リサーチ・センターによれば、
2010年のキリスト教徒は約21億7千万人(それぞれ世界人口に対して31.4%)、
イスラム教徒は約16億人(23.2%)で、を占めています。
日経記事:https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H0I_W5A400C1EAF000/
そんなわけで
キリスト教とイスラム教のざっくりした
雰囲気だけでも
知っておくと必ず役に立ってきます。
コーランは、
旧約聖書、新約聖書に出てくる
神様と同様に(同じ神様ですが)、
むちゃくちゃです。
信心深い人を試しまくりで
不条理です。
こういった神様の横暴ぶり
とそれを信じている人たちの
フレームを知っておくと
多文化との相互理解に役立ちます。
ぜひぜひ読んでいただきたいですが、
これに先駆けて
阿刀田高さんの
旧約聖書と新約聖書は
読んでおくほうが良いです。
コーランは新約聖書から5世紀くらい
後に同じ神への信仰として
発生しているからです。
ところで、コーランは、
聴くと美しいです。
好きではないけれど、
おすすめはします。
おすすめする理由としては
ベンチャー企業(に限らないだろうれど)の
盛衰の具体的な一例を
知ることができるから。
好きではない理由は、
書きづらい。ここでは、
批判的な意見を開陳したくないからだけれど、
私としては、この本を
好きではない理由を
自分の倫理の規範に
組み込みたく思う。
ただし、
これを機に
経営者が語るものを
好んで手にとってみたいと
思った。
巻末にあるモノを捨てる技術批判に関しては
同意しないものの、立花さんの言で
納得できないことがあることが面白く、
意見の相違を照らし合わせるのが
楽しかった。
そして
彼が紹介する大量の本の中には
一冊も僕が読んだことのある本が
含まれていなかった(笑)。
さて、
速読や多読というものについて
何が良いかと言えば、
(という僕も駆け出しだが)
知りたいことに億劫にならずにすむ、
ということです。
僕は今、ダン・ブラウンの『オリジン』という
だいぶ長い小説を読み始めているのだけれど、
ダン・ブラウンのその他の本にもれず
これもまた宗教的な知識が「あったほうが」楽しく読める
という類の内容だったので(ざっと目を通して推し量った)、
これを読むにさけがけて
阿刀田高さんのダイジェストシリーズで、
旧約聖書、新約聖書、コーランを
ざっと読んでみた。
こういうことを気負わずにできるところが良いです。
(本当は、ブローニングの詩集もひとつくらい読んでおきたいので
これからそうするかも)
そしてその速読について
この本から学べることは
多いです。
仕事や勉強の
効率化を図るメソッド集です。
誰に対しても
一度は目を通してほしいと強く願う内容です。
私は本で買いましたが、
いまだとKindleで半額です。
ちなみにこの本で紹介されている知見は
8割型実践しています。
ポモドーロ・テクニック、
超早起き(これはLaura Vanderkamさんの著書、
What the Most Successful People Do Before Breakfast
を読んですでに習慣化していたけれど)、
アイビー・リーメソッド、
瞑想など。
元々は週刊ダイヤモンドの連載だった記事。Amazonでも好評価だったけれど、敢えての「勧めない」を選んだのは、宮本慎也という人を知らない人にはピンとこないところが多いのでは?と思ったから。
PL学園〜同志社大学〜プリンスホテルで社会人経験を積み(つまりアマチュア野球のトップに立ち)、ヤクルトスワローズに入団。守備の要としての印象が強いが、打撃の面でも手堅く活躍し、最終的には選手会会長になり、日本代表のキャプテンとしても活躍。今はNHKの解説員などを担当している…という、読む前のサブ情報として知らないといけないポイントが多すぎるのである。
もっとも、ヤクルトファンの私に取っては「そうだったのか!」「そんなところまで視野に入れて行動していたのか!」と感動するポイントが山ほどあった。
自分の置かれている状況を冷静に判断し、何が求められているのか推測することが「洞察力」。
まさにマインドフルな人なのだと、今までの宮本慎也氏の活動に合点がいった感じがする。
ミス・ユニバース・ジャパンはファイナリストに選ばれてからの10日間、合宿のようなものを行うらしい。
その「ビューティーキャンプ」でどんなことが行われているのか?という話である。
主に自己肯定感を高めるために、インナーチャイルドセラピーを行うなどと書いてあるのだが、これを個人で実践するのは難しいだろうと思う。実用性は全く感じられない。
一般的な自己啓発本となんら変わりがないので、正直時間を損した印象だけが残ってしまった。
吉野家って、なんとなく「ちゃんとしている」という印象を
持っていたのだけれど、間違いじゃなかったのね、
と得心する箇所が多々あり。
ところでアメリカでの吉野家のロゴ、
デザイン会社としては大御所であり、偉大な
アイヴァン・チャマイエフの会社、
Chermayeff & Geismar & Havivが
でデザインしています。
やっぱりちゃんとしている!
自己否定との高いである自分の半生と
照らし合わせて、僕にとって
人生を変える1冊とも言えます。
マインドセットというのは、
思考のあり方を意味するのですが、
ざっくり言って2種類あるという前提から
この本は始まります。
FixedとGrowth。
僕は、自分は柔軟な方だと思っていましたが、
この本によれば、まさにFixedでした。
“Power of yet”
「これから」の力、とでもいうのでしょうか。
この言葉は、著者キャロル・S・ドゥエックさんが
TEDのムービーでの話のなかで出てきます。
こちらで見られます!
科学的に
どのような思考のあり方が、
われわれを効率よく
成長させるのか、
知っていたほうがずっと良いでしょう。
子育てにも大いに役立ちそうです。
キリスト教と同様、
抑えておきたい基礎知識。
ちょこちょこ読んで
あたまに叩き込みたい。
阿刀田高さんのこの本で
事細かくギリシア神話を
網羅しているわけではないので
スターターとして
利用されたい。
それでいて
ギリシア神話の
人臭さ、
演劇的な雰囲気、
などはさらっと
知ることができます。
実は(2)が一番好きなシリーズです。
主人公のリズベットの生き様に何度も勇気をもらいました。
映画はフィンチャーが監督のハリウッド版が、本国のものより好き。
純粋娯楽。
しかし数学に(2)から数学に興味が湧いてきます。
「デザイナーたちにとっての」必読書。
弊社でも独自に書体参考書を制作していているのですが、
これを読むと
「こっちでいいじゃん」
と思ってしまいました。
至れり尽くせりの内容と作り。
例えば、製本が(たぶん)PUR製本のため、
開きやすい。
開いたページが閉じません。
制作のお供にもってこいです。
デザイナーじゃない方は、
これをみてもあんまりぴんとこないので、
これよりも『欧文組版』(絶版)、『欧文書体』を
おすすめします。
「医療デマ」についての話がメインに書かれている本だが、情報が溢れかえっている昨今、何が本当で何が本当でないのか、情報の見極め方の基本がわかる本だと思う。
一番はっとしたのは、人間(特に病に苦しんでいる人は)、デマであろうとも、自分に都合のいい情報を信じたくなってしまうのが当たり前なのだということ。
健康でありたいと思うからこそ、裏付けのない話やいい加減な話でも信じたくなってしまう。
それは、万人に共通の心理なのだと思う。
まずは「自分だけは絶対に騙されない」という心のバイアスを取り除くことが必要だと痛切に感じた。
ネット社会での情報の見極め方を知る上で、力強く、必読書としてお勧めしたい。
個人的には、アロマセラピストとして活動する上で、「アロマのエビデンス」を求められることがあるが、論文検索をしながら「これはデータとしては論拠が薄い」などの判断をするときにも、この本から得た知識が活用できそうだ。